意外に気付かれていない英語の発音と歯並びの関係について
アメリカは、日本の10倍以上の矯正歯科治療経験者がいると言われています。日本においては、まだまだ矯正に対してのイメージがポジティブでないところもあり、アメリカほど歯列矯正が普及していないのが事実です。
その分日本においては、審美ブラケット(セラミックやプラスチック)や、見えない裏側矯正やマウスピース矯正(当医院でやっているインビザラインなど)が進歩してきました。患者さんの「見えない矯正」という要望に出来る限り応えていきたいというのは当医院の方針の一つですが、今回のテーマ「発音」については、これから歯列矯正を考えている方にとって、少し面白い話になるかもしれません。
アメリカでの矯正患者の多い理由の一つとして、「th」の発音の問題があるそうです。歯並びが悪いことによって、空気の抜け方がうまくいかず、上手に発音出来ないということです。子供のうちから歯列矯正をさせる家が多いのは、この発音を理由に子供がいじめに遭わないようにということもあるようです。
近年、外資系企業がどんどん日本に入ってきて、外国の方を見ることも珍しくなくなってきました。海外とのお仕事をされている方も増えてきています。当医院のある横浜でも多くの外国人の方を見るようになりました。
今後、海外への転勤や、国内においても英語のお仕事が絡んでくる方は、英語の発音という視点で考えても、歯列矯正が役に立つかもしれませんね。