「対人関係に影響する歯並び」
プラージュ矯正歯科ではお子さんの歯並びを治したいという方が多くいらっしゃいます。矯正治療の目的としては、以前書いた発音の問題など様々ですが、今日は改めて対人関係に関する部分にフォーカスします。
まず面白いデータがありましたのでご紹介したいと思います。これは少し前になるのですが、日本人は89.6%もの人が口元を手で隠すことがあるという調査結果がありました。
アメリカでのある調査では16.7%、イギリスではほぼ0%という結果があるそうです。
皆さんはいかがでしょうか?笑う時に口元を手で隠すことはありませんか?
海外との違いは文化的なものもあるとは思いますが、大きな数字の差にびっくりいたしました。この手で口元を隠すという方にその理由を質問すると、八重歯が気になる、デコボコが気になる、歯並びが悪い、といった回答が多くあったそうです。
人の印象というものは、出逢って数秒で決まるという話も聞いたことがありますが、対人関係において歯並びもその一つの要素になっているのではないでしょうか?叢生(デコボコのこと)を手で隠してしまうというのも、無意識に対人関係を考えてのことかもしれません。また受け口(下顎が出ている状態)など顔全体に大きく影響している患者さんの場合だとそれがいじめの原因になってしまったということも耳にします。
そういったマイナスの側面からの矯正治療だけでなく、自信を持った笑顔を提供出来て、患者さんに喜んでもらえた瞬間というのはこの上ない喜びだったりします。1人でも多くの人にその感動を届けられればと思っています。