歯と健康に対する意識調査
前回は歯と肌に関しての意識調査のコラムを書きましたが、今回はそんな審美的・見た目とは別の健康に関する視点から考えさせられる調査結果をご紹介します。
咬み合せが悪いことから生まれる弊害に関しての認知度調査になります。
■噛み合せからくる弊害でご存知のものをチェックしてください
- 顎関節症 YES:56.8% NO:43.2%
- 齲蝕(虫歯) YES:54.7% NO:45.3%
- 歯周病 YES:44.7% NO:55.3%
- 発音障害 YES:39.8% NO:60.2%
- 顎変形症 YES:37.5% NO:62.5%
- 口臭 YES:28.2% NO:71.8%
- ドライマウス YES:15.2% NO:84.8%
プラージュ矯正歯科クリニックでは顎関節を含めた噛み合せ全体の治療を提供してきているので、患者さんのなかでこういった弊害の改善も考えて治療に来られる方が増えてきました。今回のデータを見てみても、少しずつこういったトラブルにつながる弊害が知られつつあるようです。
咬み合わせに関しては肩こりや頭痛につながることもわかってきています。また、それぞれが関連性も持ってきます。例えば出っ歯(上顎前突)や受け口(下顎前突・反対咬合)だけでなく開口(オープンバイト)の場合はドライマウスになりやすく、発音の問題も出てきます。
更にドライマウスは口腔内の雑菌が繁殖しやすくなることで齲蝕(虫歯)や歯周病にもつながってきます。
当医院で行っているマウスピース矯正や、舌側矯正(裏側矯正・リンガル)、白いワイヤーなどは今まで見た目が気になって矯正治療を諦めていた方が、一歩踏み出せる手助けになると思います。食事や日々の生活にも直結する機能面からも患者さんにとってベストな治療を提供できるよう、日々頑張っていきたいと思います。