子供のころから歯並びを気にしていた
今日はいつごろから歯並びに意識を向け始めていたかという意識調査をご紹介したいと思います。
横浜プラージュ矯正歯科へこられる患者さんに伺うと様々なきっかけがあったことがわかります。小学校の友達が矯正治療を始めた、定期健診で叢生(乱ぐい歯、凸凹、八重歯)を指摘されたなど色々あります。上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口、反対咬合、しゃくれ)などの不正咬合の場合、学校でからかわれてしまうことが増えてきたという方もいらっしゃいます。
今回はインターネット調査会社が行った調査で、子供のころの矯正治療に対する意識調査というものがあったのでご紹介いたします。これは成人になってから歯列矯正治療を受けられた方で、歯並びを改善しようとした経緯に関する簡単な調査です。
Q. いつから矯正治療を考えていましたか?
- 58%:子供のころから歯並び、噛み合せを気にしていた
- 42%:大人になってから歯並び、噛み合せが気になり始めた
約6割の方が子供のころから歯並びを気にしていながら子供のうちに歯列矯正をしていなかったことがわかります。この方々に子供のうちに歯並びを治さなかった理由を聞いてみると、44%の方が子供のころは矯正治療をしたいと思わなかったと答え、56%の方が親に相談しなかった、あるいは相談したが治療には至らなかったと回答されたそうです。
また矯正治療をしたいと思わなかった理由については、費用、痛み、違和感、矯正装置の見た目、受験や部活動への影響を挙げていました。
プラージュ矯正に来られる小児矯正の患者さんの中には、お子様から矯正治療を受けたいという場合と、親御さんから子供に矯正治療を受けさせたい場合と二手に分かれます。ある親御さんで、昔親から矯正治療を勧めてもらい、若いうちに矯正治療を受けられてよかったといってお子さんを連れてこられる方もいらっしゃいました。お子さんご自身では歯並び、噛み合わせの価値がその時ではわからなくても、後からやってよかったと感じる方も多くいらっしゃるのは事実です。一度お子さんとお子さんの歯並びに関してどう思っているのかを聞いてみるのも良いかもしれませんね。